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10/13.久慈川

爽やかな秋晴れとなった体育の日、阿武隈山地から流れ出る最大級の川久慈川へ向かった。私にとって初めて下る川だが、前日入りした元さんが黒磯カヌークラブの方たちと下って翌日下る私たちをガイドしてくれることに。集合後ミーティングを開いて、久慈川の隅から隅までを解説してくれると言う。

前日に下ったばかりの体験談は貴重な情報に違いないが、自分のこの目で確かめておきたい。百聞は一見にしかずと言うじゃないか。しかし、友の言葉を信用していないとなれば我々の友情に傷を付け兼ねない。う〜〜む、この男の言葉に頼るべきか否か・・・
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もちのロン!入念に下見しました






大子町の観光ヤナからスタート。右岸に水郡線を見上げつつ浅瀬に注意しながら下っていると視線の先に低い堰と漁師が見えた。
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「丘を通れー!」の声に指図されるがままポーテージして脇を通ると「すまねけんど、フネが通っとアユが逃げちまうんだ」と詫びられる。悪い気はしないが、初っぱなからこの調子ではこの先どうなることやら...。帰ってから調べてみると、この久慈川では川幅いっぱいに杭と笹で堰を作りアユが岸側に寄ってきたところを投網で一網打尽にする“縄張り漁”と呼ばれる漁法が盛んらしい。
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久野瀬の沈下橋。生まれて初めて“生”の沈下橋に感激。
ここにカヤックキャリアを乗せた車が一台駐まっていた。ファルトなどのロングツーリング派を除けば、ここからプットインして鰐ヶ淵までの約5キロを下るほうが得策かもしれません。

いよいよこのコースのハイライト“軍鶏の瀬”へ!
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残念ながらこの日は水が少なかったらしく“ブロイラー級”ってところか?それでも軍鶏の瀬下のウェーブが優しく楽しませてくれました。

鰐ヶ淵を過ぎるとトロ場が長くなり、鉄橋(第4久慈川橋梁)下ではテトラに邪魔されライニングダウン。
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鉄橋下(第6久慈川橋梁)の瀬、下津原橋下の瀬、軍鶏の瀬、鰐ヶ淵の瀬等々、幾つも瀬遊びをした元さんもフラットスピン2回転成功に大満足。広々とした上小川の河原に到着しテイクアウトしました。
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【Data】大子→上小川(約11キロ) 約3時間 / 水位-1.40m(山方)/ 水温18度 / 天候晴れ / 気温22度 / 川地図
by canoe-dog | 2008-10-13 23:40 | 久慈川