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漕ぐログ -川遊び犬solaがカヌーで下った漕行記-

8/14.わんこのソラと夏休み〜猿ヶ石川

アニメ映画“河童のクゥと夏休み”を見た。
河童と少年の友情物語を超えた名作に涙を隠せなかった訳だが、その作中に出てくる「カッパを生け捕りにしたら1000万円!」が実際に行われていると知り、我々も一攫千金を狙って遠野へ。

私の練りに練った考えは、題して「犬を連れてカヌーで川を下りながらカッパ捕獲作戦」
そのまんまじゃねぇかっ!と、つっこみが聞こえて来そう〜で〜す〜が〜
駄犬とは言えヒトより嗅覚は優れているだろう・・カッパは生臭いらしい!
遠野の川を犬がカヌーで下った記述が見当たらない・・前犬未踏か!
イッセンマンゲットン!に期待が膨らみますぅ〜!
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遠野を全国に知らしめ、今や遠野オタクのバイブル的存在「遠野物語」を読んでみると、55話にヒントがあるじゃないか!
「川には川童(かっぱ)多く住めり。猿ヶ石川殊(こと)に多し」
この一文から、迷わず猿ヶ石川を探索することに決めた。

未だ遠野物語の原風景が残る附馬牛辺りから漕ぎ出したかったが堰堤超えをしたくなかったので、小田沢にある矢崎頭首工からスタートとする。
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適したプットイン地点が見当たらず沈覚悟でドライエントリーを強行。
市街地の郊外を流れる穏やかな流れと頭では分かっているものの、初めての川は緊張と期待が入り交じって何とも言えないドキドキ感がこみ上げてくる。

小気味よい流速で流れる猿ヶ石川。両岸を緑に囲まれながら聞こえるのは瀬音と蝉の声。正面の視界が開け青空が広がってくるとカメラを持つ余裕も出てきた。


ひとつだけ残念なのは、前日20ミリ程度の降雨の後とあって若干濁りが入っていること。
川底の地質が茶系統の色を呈していることも相まって、全体に茶濁の流れになっている。
万水川のような清流を期待してはイケナイ。
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小烏瀬川が合流する辺りで右岸にカッパ発見!ではなく何やら洗い物をしている爺さんに出会す。「こっから先に滝があっぞ!」と親切に教えて貰った。
この川幅と水量であれば沈をして流されても大した距離を泳がずに済むだろうと勢いで行ってしまいたくなったが、グッと堪えて我慢することに。
背丈以上の草むらの中を難儀しながらポーテージ。滝(古い堰堤跡?)の落差は1メートル程度。
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上松崎橋を過ぎると堤防の向こうには建物が目立ち始めいつの間にかドキドキ感は消え失せてしまったが、パドルを置きの〜んびり爽やかな青空を眺めているだけで十分幸せな気分になった。
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カッパはどうしたって?あまりにも幸せ過ぎて、忘れてしまいました!
さっ、これから買い出しをして山奥の高原でキャンプです。

【Data】猿ヶ石川(矢崎頭首工〜薬研淵・約6.8キロ)/ 水位-1.61m(松崎)/ 水温約23度 / 天候晴 / 気温約28度 /川地図 / 矢崎頭首工11時50分→薬研淵14時頃
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by canoe-dog | 2009-08-14 23:20 | 猿ヶ石川

この犬が本物の"ソラ"